新型コロナウイルス感染拡大が続いていることを考慮し、本セミナーは開催延期となりました。再開催の日程が決まりましたら、本サイトでも改めてお知らせいたします。
到達目標
- 基礎(おさらい)から、現場で迷う場面の「やってはいけないこと」「守らなければならないこと」を実践的に解説。
- 麻酔科医が看護師に求めるもの、一歩進んだケアのために何をみてどう行動するかがわかる!
受講対象者
- 入職5年目くらいまでの手術室勤務の看護師
- スマートフォンご使用の方(当日はスマートフォンを使いリアルタイムにアンケートをとりながら進行する予定です)
概 要
講師 | 内田篤治郎 先生(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科心配統御麻酔学分野教授) |
日時 | 2020年10月17日(土)10:00〜16:00 |
会場 | 飯田橋レインボービル(東京) |
定員 | 限定60人 |
受講料 | (昼食代・カラーテキスト代・消費税込) |
新型コロナウイルス感染防止の観点から、受講生同士の距離をとった座席配置となります。
プログラム
- 麻酔法の分類と全身麻酔
- 麻酔とはどのようなものか?
- 麻酔法の分類と用いる薬剤
- 全身麻酔症例の実際の流れ
- 緊急手術で気を付けるポイント
- 気道確保と呼吸管理
- 麻酔管理で気道確保はなぜ必要なのか?
- 気道確保の実際
- 全身麻酔時の人工呼吸のポイント
- 呼吸管理上のトラブルとその対応
- 手術の安全と術中モニタリング
- 手術が安全に行われるために知っておくべきこと
- モニタリングはなぜ必要なのか
- 麻酔で用いられるモニタリングの基本と注意すべきポイント
- 区域麻酔と術後鎮痛
- 硬膜外麻酔と脊髄くも膜下麻酔
- 超音波ガイド下末梢神経ブロック
- 術後鎮痛に用いる薬剤とその注意点
- PCAとは何か?
- 緊急事態への対処法
- 手術中の緊急事態にはどう対処すべきか?
- 気道確保困難
- 局所麻酔薬中毒
- 悪性高熱
- アナフィラキシー
- 大量出血への対処
- 質疑応答
講師からのメッセージ
病院で手術を受ける患者さんは年々増えており、皆様の施設でも入院患者数の中で占める割合は高いのではないでしょうか。そのような点でも、患者さんが安全かつ不安なく手術を受けられることは、病院が果たす役割の中でも大変重要な意味を持っています。
とはいうものの、手術室は病棟での看護と異なる点がたくさんあり、いろいろと戸惑うことも多いと思います。特に麻酔管理は病棟ではなじみがなく、難しく感じる方も多いかもしれませんが、手術麻酔は患者さんが苦痛なく安全に手術を受けるためになくてはならないもので、適切な対応により、患者さんの早期回復を助けるものと位置づけられます。本セミナーで、手術麻酔でこれだけはという知識や実践的なポイントについて学習し、自信をもって業務に臨めるようになることを目指して企画しました。