尿量評価の意義と臨床判断

Nursing Care+─エビデンスと臨床知─ Vol 1 No 2(2018年07月発行)p269-
I. 検査の意義と臨床判断


尿量評価の意義と臨床判断

~AKI のサインを見逃さないために~

成田 寛治

尿量は腎機能や循環血液量の優れた指標となり,利尿薬や輸液を投与する際には,厳重にモニタリングする必要があります.また,尿道留置カテーテルを使用している場合には,カテーテルの屈曲や閉塞により正確なデータを収集できないため,その管理も大切な看護ケアとなります.後述する急性腎障害(acute kidney injury: AKI)の概念が広まってからは,尿量の変化に対しより着目し,早期から治療を開始する試みが増えています.(以下本文参照)