脈拍測定の意義と臨床判断

Nursing Care+─エビデンスと臨床知─ Vol 1 No 2(2018年07月発行)p243-
I. 検査の意義と臨床判断


脈拍測定の意義と臨床判断

~明日からの身体評価に活かす! 実践型脈拍測定~

本田 稔

脈拍測定は心臓が毎分何回拍動しているか,拍出された血液が末梢に流れている様を確認するバイタルサイン測定の一つです.この技術は, 脈拍の性状(多少,大小,立ち上がり速度)や左右差,不整脈の有無を明らかにし,心拍出量や血管抵抗,酸素需給のミスマッチをアセスメントする判断材料になります.さらに,測定することで皮膚の性状(湿潤・乾燥・冷感)が確認でき,また体温を推測することもできます.(以下本文参照)