出血によるショック時の対応

Nursing Care+─エビデンスと臨床知─ Vol 1 No 1(2018年04月発行)p113-
III. 急性・重症病態における急変対応


出血によるショック時の対応

~出血を発見!あなたならどうする!! ~

佐藤 尚徳

出血により循環血液量が減少したことで,血圧の低下がすぐに生じると考えることが多いかと思います.しかし,生体の代償反応によりすぐに血圧は低下しないばかりか,低下をみとめたときにはすでに,ショックの状態が進行している可能性があります.また,出血によるショックに対し早期の対応をとることは,患者の生命予後にも大きな影響を与えます.そのため,患者の状態を適切に観察し,必要な対応を検討,実践しなければなりません.(……以下本文参照)