呼吸ケアにおける患者指導はどうする?

Nursing Care+─エビデンスと臨床知─ Vol 1 No 3(2018年11月発行)p469-
II. 呼吸管理の疑問を解決しよう!


呼吸ケアにおける患者指導はどうする?

~Key Wordはチーム医療とセルフマネジメント教育~

土井ひとみ

呼吸ケアを必要とする患者は,呼吸器疾患患者や心疾患患者が多くを占めています.これらの患者は,疾患を自ら管理しながら日常生活を送る必要があります.患者指導は,「薬物療法なら内服が忘れずにできる」「吸入がきちんとできればよい」「在宅酸素であれば器械の取り扱いができる」など手技に眼を向けがちです.しかし,一つのことができても疾患をうまく管理できているとはいえません.患者が自分の疾患,薬物療法,栄養療法,アクションプランなどすべてのことを理解し,指導を受けた内容が継続できてはじめて疾患を自分で管理できるようになると考えられます.
そのためには,看護師は患者が疾患を管理・継続できるような指導を行うことが必要です.このことが呼吸ケアにおける患者指導のポイントになります.(以下本文参照)