吸入療法の方法と効果

Nursing Care+─エビデンスと臨床知─ Vol 1 No 3(2018年11月発行)p439-
II. 呼吸管理の疑問を解決しよう!


吸入療法の方法と効果

~デバイスの違いと吸入指導が吸入療法成功の秘訣~

深澤伸慈

吸入療法は,エアゾール化された薬剤を直接吸入により投与する方法です.利点としては最小の有効量で直接対象部位への薬効が得られることから,効果が迅速で,副作用を最小限に留め,投与中も薬効を確認しコントロールできる点にあります.デバイスとしては,ネブライザとしてコンプレッサ式,超音波式,メッシュ式などがあります.吸入ステロイド,抗コリン薬,気管支拡張薬,抗アレルギー薬などを吸入する加圧式定量噴霧式吸入器(pMDI),ドライパウダー吸入器(DPI),バネを利用したものもあります.(以下本文参照)